博士後期課程 → 教員

教員


松浦 弘明

教授/研究科長

最近の研究テーマ:イタリアの中世およびルネサンス美術を取り巻く状況を様々な視点から分析すること。およびそこから得た情報をいかに現代に還元しうるかということ。/大学院教育への思い:美術というけっしてラクではない道を、学部の時よりさらに究めたいと願う貴君たちに、できる限りのサポートをしてあげたい。/学歴:東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学文学部美術史学科、フィレンツェのドイツ美術史研究所に学ぶ。学術振興会特別研究員を経て東京藝術大学大学院博士課程を満期退学。/職歴(本学以前):順天堂大学非常勤講師、東京家政大学非常勤講師、東京藝術大学非常勤講師などを経て多摩美術大学へ。/活動:専門分野の研究活動のかたわら、ルネサンス美術およびイタリア語の普及につとめている。主な著書・訳書に『イタリア・ルネサンス美術館』(東京堂出版)、『イタリア・ルネサンス美術史』(河出書房新社)、『ラファエロ 作品と時代を読む』(河出書房新社)、『システィーナ礼拝堂を読む』(河出書房新社)、『祭壇画の解体学』(ありな書房)、『彫刻の解剖学』(ありな書房)、『イタリア・ルネサンス美術論』(共著、東京堂出版)、『フィレンツェの美術』(共訳、NHK出版)、『日比野克彦作品集 KATSUHIKO HIBINO』(小学館)、『快速イタリア語』(語研)など。

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小川 敦生

教授

1959年生まれ

東京大学文学部美術史学科卒業

日経BP社「日経エンタテイメント」記者としてクラシック音楽と洋楽を担当。その後「日経アート」編集長、編集委員室編集委員を経て日本経済新聞社文化部で美術担当記者。「画鬼、河鍋暁斎」「光の旅〜カラヴァッジョ、ラ・トゥール、レンブラント、フェルメール」「藤田嗣治の技法解明〜乳白色の美生んだタルク」など多くの記事を担当。2012年に本学に移籍。その後も、「第一次大戦と青騎士の画家たち」「日本人と猫絵」「童心に帰る〜熊谷守一、長谷川利行」「ベネチア・ビエンナーレリポート」などの特集記事やリポート記事を美術ジャーナリストとして日本経済新聞などに寄稿している。日経時代から現在まで、「パウル・クレー〜色彩と線の交響楽」「音が聞こえる絵画」「絵になった音楽」など美術と音楽の関係を探る記事の執筆も多い。『日経ビジネスオンライン』の連載コラム「小川敦生のあーとカフェ」では、「ジャコメッティはいったい何を見たのか」「戦争と暮らしを雑誌で見せた花森安治」など多数の記事を掲載した。また、音楽之友社発行のウェブマガジン「ONTOMO」では、連載コラム「日曜ヴァイオリニストの”アートな”らくがき帳」を執筆。本学芸術学科が発行しているアート雑誌『Whooops!』では編集長を務めている。

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木下 京子

教授

多摩美術大学教授 (日本美術史)。大阪大学大学院文学研究科文化表現論美術史専攻修了。文学博士。米国フィラデルフィア美術館東洋美術部の日本美術の学芸員として15年以上にわたり勤務した後、2013年より現職。現在も非常勤学芸員として大学教育と美術館の現場と過去と現在の美術作品を横断しながら、本学での教育に取り組む。また米国と日本をつなげる展覧会企画、2019年にGENJI: A Japanese Classic Illuminated展(メトロポリタン美術館)やHinges: Sakaki Hyakusen and the Birth of Nanga Painting展(カリフォルニア大学バークレー校UC Berkeley Art Museum & Pacific Film Archive)にも携わり、今後もこの活動は継続する予定。近世絵画、そして米国における日本美術コレクションを中心に研究しており、「近世杉戸絵の総合的研究」と「廃仏毀釈後に海外流出した寺宝の研究」、「アーサー・トレス・コレクションの研究と目録化」が今現在、取り組んでいる科研プロジェクトであり、トレス・コレクション研究は米国ペンシルヴェニア大学との共同研究である。最近の研究として、社会的・文化的背景の異なるアメリカ人のコレクターや観衆が文化や時空間を超えて共鳴し支持する日本美術の具体的作品に焦点を当て、その諸理由について考察している。共著に『Ink and Gold: Art of the Kano』(Yale University Press)、近年の論考として“Evolving Iconographies of The Tale of Genji: Early Modern Interpretations of aYamato-e” (The Tale of Genji: A Japanese Classic Illuminated, 2019)「フィラデルフィア美術館所蔵朱印船屏風の研究」(2018年、鹿島美術財団)、江戸狩野派の源氏絵屏風の展開と両面屏風について─ 晴川院養信と祐清邦信を中心に」(『花下画楽』藝華書院, 2018)、「池玉瀾筆『雪裏紅梅図』について」(『聚美』第18号、2018)など。

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久保田 晃弘

教授

1960年生まれ

情報デザイン学科メディア芸術コース教授(メディアアート・サウンドアート・バイオアート・ハイブリッドアート)/アートアーカイヴセンター所長/エクスペリメンタル・ワークショップ(EWS)主任教授。東京大学大学院工学系研究科船舶工学専攻博士課程修了、工学博士。

芸術衛星1号機の「ARTSAT1:INVADER」で ARS ELECTRONICA2015 HYBRID ART部門優秀賞をチーム受賞。「ARTSAT プロジェクト」の成果で、第66回芸術選奨の文部科学大臣賞(メディア芸術部門)を受賞。著書に『消えゆくコンピュータ』(岩波書店 /1999年)、『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』(大村書店 / 監修 /2001年)、『FORM+CODE』(BNN 新社 / 監訳 /2011年)、『ビジュアル・コンプレキシティ』(BNN新社 / 監訳 /2012年)、『Handmade ElectronicMusic─手作り電子回路から生まれる音と音楽』(オライリー・ジャパン / 監訳 /2013年)、『ジェネラティブ・アート』(BNN新社/ 監訳 /2014年)、『スペキュラティヴ・デザイン』(BNN新社 / 監訳 /2015年)、『バイオアート』(BNN新社 /監訳 /2016年)、『遥かなる他者のためのデザイン─久保田晃弘の思索と実装』(BNN新社 /2017年)、『メディアアート原論』(共編著 / フィルムアート社 /2018年)、『インスタグラムと現代視覚文化論』(BNN新社 / 共編著/2018年)、『ニュー・ダーク・エイジ』(NTT出版 / 監訳 /2018年)、『世界チャンピオンの紙飛行機ブック』(オライリー・ジャパン/ 監訳 / 2019年) 、『音と耳から考える─歴史・身体・テクノロジー(細川周平編著)』(アルテスパブリッシング/ 共著 / 2021年) などがある。

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中村 寛

教授

栃木県宇都宮市生まれ、東京・米国ピッツバーグ・石川県・横浜・米国シカゴで育つ。

英国プリマス大学トランステクノロジー研究所および中央大学社会科学研究所に研究員として寄与するほか、さまざまな職業のつくり手たち(ミュージシャン、俳優、アーティスト、研究者など)や複数の大学の学生・卒業生たちと《人間学工房》という名前で自主ゼミを開催し、文化運動もおこなっている。

研究テーマ:専門は文化人類学。文化人類学や社会学、哲学の蓄積から多くを学びながら、アメリカおよび日本を当面のフィールドとして、「周縁」における暴力や社会的痛苦、差別と同化のメカニズム、反暴力の試みや芸術・文化運動、ソーシャル・デザインなどのテーマに取り組んでいる。アメリカでは、特にアフリカ系アメリカ人や、ムスリム、先住民、《カルチャー・クリエティヴ(文化のつくり手)》たちの語り、芸術・文化表現、文化構築の試みに注目している。日本では、とりわけ3.11以降の「危機」とそれに呼応する社会動向および文化実践に注目している。

学歴:一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻修了・博士(社会学)。

職歴:関東学院大学・武蔵大学・明治学院大学・中央大学・一橋大学大学院(継続中)・文化学園大学大学院(継続中)などで非常勤講師。

大学院生へのメッセージ:大学においてアートやデザインを学ぶことの意味を忘れずに、言葉の繊細さを身につけ、感性を磨きつづけながら、一緒に「文化」をつくっていきましょう。

主要な業績:「〈周縁〉の『小さなアメリカ』」『世界』2017~2018年、第900~903号、第906~911号(継続中)。
「ケンドリックのディレンマ──ヒップホップの地域性と《反暴力》の地平」
『ユリイカ』(2018年8月号、No.726、Vol.50-11、pp.115-127)。
“How to Do Things with Fashion: Making and Remaking the World through Hip Hop and Street Culture” Art in Fashion, Fashion in Art, Japan-France Joint Seminar 3,4 March 2018 held at Bunka Gakuen University & The National Art Center, Tokyo.
「往復書簡──世界への触れ方をめぐって」(佐藤直樹氏との往復書簡)『晶文社スクラップブック』http://s-scrap.com/2102(2018年1月から継続中)。
「コトバ、オト、そのキレハシを抱きしめて──ニューヨーク・ハーレムの「民族誌的スケッチ」にいたる思考実験」『シノドス』(2018年)https://synodos.jp/international/21217
「戦争のある風景──寓話的日誌による同時代のスケッチ」『現代思想』11月号、pp.154-167、2017年。
「アメリカの外、歴史/文化の外、言葉の外──ニューヨーク・ハーレムのフィールドワークの方法について」『アメリカ史研究』第40号、pp.3-24、2017年。
「ニューメキシコへの旅──アメリカの〈周縁〉をあるく(四)〔写真:松尾眞』」「おわりに──この小冊子について」『Lost and Found vol.4──同時代を旅する』人間学工房、pp.105-150、pp.151-156、2017年。
「アラスカへの旅──アメリカの周縁をあるく」『Lost and Found』(人間学工房、vol.3、2016年)。
「エピローグ(単著)」「うごきの場での対話的エラボレイション(共著)」新原道信編著『うごきの場に居合わせる──公営団地におけるリフレクシヴな調査研究』中央大学出版部、pp.457-466、pp523-546。
『芸術の授業──Behind Creativity』(編著、弘文堂、2016年)
“Catastrophe, Sense of Crisis, Cultural Responses: Exploration into the Location of Violence in the post-3.11 Japan” Off the Lip Conference – Transdisciplinary Approaches to Cognitive Innovation. Conference Proceedings, Sue Denham, Michael Punt and Edith Doove eds., Plymouth University, CogNovo and Transtechnology Research: Plymouth, Devon, UK, pp.181-191.
『残響のハーレム──ストリートに生きるムスリムたちの声』(単著、共和国、2015年)。
「アーカイヴへの不満──アフリカ系アメリカ人におけるアイデンティティをめぐる闘争」(『文化人類学』(78(2)、2013年)
「文化運動としてのハーレム・ライターズ・クルー──人類学とアートの結節点の探求のために」(『多摩美術大学研究紀要』、2013年)
Community in Crisis: Language and Action among African-American Muslims in Harlem(博士論文、2008年)など。
『アップタウン・キッズ──ニューヨーク・ハーレムの公営団地とストリート文化』(翻訳、テリー・ウィリアムズ&ウィリアム・コーンブルム著、大月書店、2010年)。

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濱田 芳治

教授

最近の研究テーマ:ブランドプロモーションの視点からのプロダクトプランニング。

大学院教育への思い:社会における大学院のシンクタンクとしての役割を見据えて、デザインの商業的な価値のみならず、文化的側面からもデザインを追求していきたい。

学歴:1994年 多摩美術大学立体デザイン科プロダクトデザイン専修卒業。
1996年 ROYAL COLLEGE OF ART INDUSTRIAL DESIGN留学。
2002年 DOMUS ACADEMY DESIGN MASTER修了。

職歴(本学以前):1997年ブリヂストンスポーツ株式会社入社。
2001年studio galleryworks設立。

活動・展覧会歴:デザイン名古屋’95国際コンペティション審査員特別賞、デザインフォーラム’95&’99入選など。
2015年、2016年日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞審査委員。

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佐賀 一郎

准教授

1976年宮崎県延岡市生まれ。

グラフィックデザイン学科准教授

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、コンピュータ企業勤務を経て女子美術大学大学院修士課程・博士後期課程で学び、美術博士号取得(博士論文題目「明治初期の近代的新聞における活版印刷技術の発達過程の研究」)。以来、デザインとタイポグラフィの歴史的研究、実践としてのグラフィックデザイン、デジタルアーカイブ構築などに携わる。2014年より多摩美術大学専任教員/研究テーマ:タイポグラフィ史、グラフィックデザイン史、デジタルアーカイブ構築/方針:モダンタイポグラフィ、モダンデザインを理解するために〈思想・表現・機能・個人と社会〉を切り口に研究に望んでいます。それによって欧米・日本のデザイン史を統一的に、またデザインの各種領域を横断的に捉え、デザインのありようの将来像を考えるための大きな視座を得たいと願っています。共著『活字印刷の文化史』(勉誠出版、2009)、『弘道軒清朝体活字の世界[女子美術大学所蔵弘道軒清朝体活字関連資料]』(女子美術大学、2016)、編著『言葉のかたちとデザイン記録集』no. 1, 2(女子美術大学、2013・2014)、訳・解説書『ウィム・クロウエル:見果てぬ未来のデザイン』(ビー・エヌ・エヌ新社、2012)、監訳・解題書『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム』(ビー・エヌ・エヌ新社、2018)など。

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馬越 陽子

客員教授




横尾 忠則

客員教授