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エクスペリメンタル・ワークショップ


開かれた枠組みで
新たな創作の息吹を
体験するための
実験場が生まれました



2020年度より、大学院生対象の横断型プログラム「エクスペリメンタル・ワークショップ(以下、EWS)」が創設されました。「実験」という語を冠したこの試みは、学科や専攻の枠組みを超えて、学生が主体的に取り組む、国際的かつ継続的な複合プロジェクトです。特任教授として映画監督・アーティストのアピチャッポン・ウィーラセタクン教授、アーティストの塩田千春教授、さらに2023年度からは、建築家の伊東豊雄教授を新たに迎えました。大学院のすべての専攻の学生が受講できる、オープンで横断型なプロジェクトです。



EWSの3つの柱


集中ワークショップ

特任教授による10日〜2週間の集中ワークショップ。日英バイリンガルで行います。


レクチャーシリーズ
(特別講義)

集中ワークショップのテーマに関連するオープン・レクチャー。特任講師のオンラインレクチャーや、学内外のゲスト講師を招いて行います。


オープンゼミナール

EWS主任教員および担当助教による、週1回のゼミ。集中ワークショップの事前リサーチや、作品制作の準備、集中ワークショップやレクチャーシリーズのアーカイヴ化の作業を含みます。集中ワークショップの参加者を主な対象としていますが、希望者は全員聴講可能です。



EWS特任教授



Photo by Courtesy of Kick the Machine Films


アピチャッポン・ウィーラセタクン


1970年、タイ・バンコクに生まれ、タイ東北部イサーン地方コーンケンで育つ。チェンマイ在住。タイを代表する映画監督でありアーティストでもある。長編映画『ブンミおじさんの森』で、2010年カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)受賞。
http://www.kickthemachine.com/


Berlin, 2020, Photo by Sunhi Mang


塩田 千春


1972年、大阪府生まれ。ベルリン在住。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」「存在とは何か」を探求する多様な作品を制作。2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表。2019年、森美術館にて過去最大規模の個展『魂がふるえる』を開催。
https://www.chiharu-shiota.com/


Photo by 藤塚 光政|Mitsumasa Fujitsuka


伊東 豊雄


1941年生まれ。71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。主な作品に「せんだいメディアテーク」、多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、「台中国家歌劇院」(台湾)など。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、プリツカー建築賞など受賞。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。児童対象の建築スクールや、地方の島のまちづくりなど、これからのまちや建築を考える建築教育の場として様々な活動を行っている。



EWS専任教授・マネージメントスタッフ


EWS責任者
松浦 弘明 教授(美術研究科長)
EWS主任
久保田 晃弘 教授
EWS副責任者
中村 寛 教授(美術研究科教務委員)
EWS担当
スザンヌ・ムーニー 准教授




詳細情報の問い合わせ

多摩美術大学 大学院研究室
ews@tamabi.ac.jp(専用メールアドレス)