エクスペリメンタル・ワークショップ(EWS)は、多摩美術大学の大学院生を対象とした特別プログラムのワークショップです。海外を拠点に、今日最も旺盛な活動をしているアーティストやデザイナーを特任教授として迎えて行います。EWSは、各専攻の枠を越えて自由に選択できる、オープンで実験的なプロジェクトとして開講されています。
本プロジェクトの立ち上げに際して2名の特任教授を迎えました。映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクン教授と、アーティストの塩田千春教授です。全体を取りまとめるEWS主任として、本学メディア芸術コースの久保田晃弘教授が着任しています。
特任教授による10日〜2週間の集中ワークショップ。日英バイリンガルで行います。
集中ワークショップのテーマに関連するオープン・レクチャー。特任講師のオンラインレクチャーや、学内外のゲスト講師を招いて行います。
EWS主任教員および担当助教による、週1回のゼミ。集中ワークショップの事前リサーチや、作品制作の準備、集中ワークショップやレクチャーシリーズのアーカイヴ化の作業を含みます。集中ワークショップの参加者を主な対象としていますが、希望者は全員聴講可能です。
Photo by Courtesy of Kick the Machine Films
1970年、タイ・バンコクに生まれ、タイ東北部イサーン地方コーンケンで育つ。チェンマイ在住。タイを代表する映画監督でありアーティストでもある。長編映画『ブンミおじさんの森』で、2010年カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)受賞。
http://www.kickthemachine.com/
Berlin, 2020, Photo by Sunhi Mang
1972年、大阪府生まれ。ベルリン在住。生と死という人間の根源的な問題に向き合い、「生きることとは何か」「存在とは何か」を探求する多様な作品を制作。2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表。2019年、森美術館にて過去最大規模の個展『魂がふるえる』を開催。
https://www.chiharu-shiota.com/
多摩美術大学 大学院研究室
ews@tamabi.ac.jp(専用メールアドレス)